我要在鹿的掩体里选择箭矢

640-167鹿之女

藏身在下风的方向等待猎物
脚踝被芦苇的波浪浸洗
温润的泥土匆匆乱蹦的水黾 歪斜的云朵
鼻尖抵着一堵看不见的墙 鹿
背上坠着星星落着霜花如箱子般
稳重的身躯 鹿
让我朝鹿内那张鹿皮的内侧
进发 驻足 奔跑吧
明天我会选择箭矢选择枪弹飞身而去
到那时 将有咻咻的笛音
(人们说那是射杀)
(我说那是抱走)
我将被卷入生命河流的尽头
地下凝结着水蜜的汗滴 那里将是我的新天地
我将横躺在现世生命的尽头
我的背脊上将是复活的夏天 草叶的声音
咻 咻 笛音已响起
我要在鹿的掩体里选择箭矢选择枪弹飞身而去

作者 / [日本] 蜂饲耳
翻译 / 黄真

鹿の女

かざしもにその身をひそめえもの待つ
くるぶしは葦の波間に洗われて
あたたかな泥 ついとあめんぼ ゆがむ雲
鼻先で見えない壁をおしながら 鹿
背のうえに星ふり霜ふるその箱の
からだをたいらにはこぶ 鹿
あたしは鹿のうちがわにその鹿皮のうちがわに
はいり とどまり はしりましょう
あたしはあした矢をえらび弾をえらんでとんでいく
そのとき ひゅういと笛がなり
(ひとはそれを仕留めるといい)
(あたしはそれを抱きとるという)
いきもののながれのはてへひきずられ
地下にむすぶ水蜜の汗 ここがあたしの新天地
いきもののいのちのはてによこたわり
背のうえに よみがえる夏 草の音
ひゅうい ひゅういと 笛がなり
構えのなかに矢をえらび弾をえらんで駆けていく

蜂飼耳

 

明天是上海“诗歌来到美术馆”活动的第36期,这次来的是日本当今最受瞩目的女诗人之一蜂饲耳。这个笔名非常奇特,就像她的诗作一样,有着极为敏锐又强烈的感官体验:一只蜂飞振在耳旁,似乎要向其中填蜜……

这首“鹿女人”的诗,也有着诡异的通感,比如“向着鹿皮内侧飞奔”,听起来就像是一个女人开始鹿变。鹿,成为了人的“掩体”,但又像是最终要变化而成的目的。

读睡的logo也是鹿和女人,只不过安静许多,她们在读书。虽然很多人以为那是一条狗。诗里的鹿女,有着旺盛的精力,以及反叛的意识,她对于无聊的现实,是非常不满。“咻 咻 笛音已响起……”

荐诗 / 照朗
2016/09/09

 

题图 / Woosra Kim, Narcissism

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